バッグも麦茶も、自分で持つもん。

娘が離乳食を食べる際、

今までの「あーーん」「パク!」ではなく、

「イーーヤーーーダーーー」と言いながらスプーンを渡せとせがみ、

自分でお皿をつついては、

スプーンを口に運ぶようになってきています。

(まだあんまり上手に掬えてないけどね。)

 

それに、私の真似をしたいのか、その行為自体が楽しいのか、

近所のお出かけ用の小さなバッグを「私が持つ!」とでもいうようにに持ちたがります。

 

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自分で歩くもん!

自分でバッグもつもん!

自分で麦茶も持つもん!

 

そんな「自律性」がとても新鮮。

1歳から3,4歳までの時期はまさに「自律性の芽生え」の時期。

 

ママの言うことを聞かず、「自分で!自分で!」と言い出すため「反抗期」などと呼ばれたりもしますが、

ご存知の方も多いように、これは反抗などではなく「自我の芽生え」。

 

効率を考えればこの「自分で!自分で!」は、ママにとっては困りもの。

あと10分で家を出たいのに、自分で洋服を着替えたがるため余計に時間がかかる。

 

ですが、子供にとって「時間をかけてでもやり遂げた」と言う達成感は、大人になって以降もその子が「自分はやればできる!」と思える気持ち…つまり自信へと繋がっていきます。

発達心理学者のエリクソンは、この時期に身につけるべき発達課題は、自分のことは自分でしようとする「自律性」だと言っています。

 

離乳食で口の周りだけでなく、服も汚し、それでも「アーン」ではなく自分でスプーンを持ちたがる娘。

「顔まで汚しちゃって、可愛いなぁ」なんて感じるほどの、

時間と心ののゆとりをずっと持っていてあげたいものです♪

 

 

それにしても、「イーヤーダーーーー」という言葉はどこで覚えてきたんだろう?笑