好きな人の好きなものは好き。

娘が、アンパンマンにはまっています。

一日に何度連呼するだろう(笑)

それに伴い、私もアンパンマンが大好きになってきました。

 

これ、実は心理作用として論証されているパターンなんです。

 

ハイダーのバランス理論によると、

人は、好きな人の好きなものを好きになります。

好きなものが同じ人のことを、好きになります。

 

 

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例えば、好きな人が「野球が好き!」といえば、

ちょっと興味がわいてきたりした経験、ありませんか?

好きな音楽も然り、ですよね。

(私にとってのアンパンマンも。笑)

 

ハイダーのバランス理論は、こんな図式に表わすことができます。

AさんとBさんが、対象Xに対して抱く感情の相関図。

(↓逆三角形をイメージしてくださいね!)

 

A     B

X

 

この三角形ABXの、3辺の積は プラスに働く、というもの。

 

AさんがXを好き(+)で、

BさんもXを好き(+)な場合、

AさんとBさんの関係は良好に。(+)

 

また、

AさんがXを嫌い(-)で、

BさんもXを嫌い(-)な場合、

マイナス×マイナスはプラスですから、

AさんとBさんの関係は良好に。(+)

 

これは、例えば嫌いな上司のグチで盛り上がった同僚に好意を持つ(仲良くなる)というようなパターンにも当てはめることができますね。

 

一方、積がマイナスになるパターンというのは…

Xに対するAさんとBさんが反対意見を持っている場合、となります。

 

人の気持ちを図式で表すなんて、ちょっと面白いですよね!