男の子の褒め方。

blog写真2019.7.10GOOD5歳と3歳の姉弟の我が子を見ていても感じるのは、甘えん坊な男の子のほうが、実はプライドが高いということ。

子供なので「ごめんなさい」はなかなか言えるようになるまで時間がかかるものではありますが、それにしても娘と比べて息子は、なんとかごめんなさいを言わないようにするための知恵がすごい!例えば、こら!と怒っている私に対し、「だいすきですよー」とすり寄ってくる。これでは怒るに怒れない、と分かっているんでしょうねきっと。

男の子のプライド高いですよエピソードは挙げればきりがないのですが、男の子の子育てで、「叱っても聞かない」という話もよく聞きます。これも端的に言えば、男の子ならでは、プライドの高さが要因と言えるでしょう。プライドが高いから、「自分が悪い」という思考パターンが表れにくい。また、いくらわんぱくで活発がゆえに毎日叱らざるを得ないにしても、「ダメな子ね」「本当に悪い子!」といったような、その子の全部を否定るすような、いわゆる人格否定的な言動は、プライドが高いからこそ自己肯定感を下げてしまう言い方。そう、プライドが高い男子は、メンタル的に折れやすくもあり注意が必要なのです。

男の子に対する叱り方、ほめ方で有効なのが「アイ(I) メッセージ」。

つまり、「私はこう思った」という言い方です。

「お片付けしてるのを見て、お母さんすごく嬉しかった!」

「お友達におもちゃ貸してあげていなかったのを見て、お母さんすごく悲しかった」というような言い回し。すると、自分の行動に対し、母親がどう思っているのかを本人も認識しやすく、記憶にとどまりやすいのです。

注意点としてはこちら。

褒める場合・・・「すごい!」「えらい!」といった言葉は抽象的。また、抽象的な文何がすごいのか、何が偉いのか、が本人の記憶に残りにくく、その分「すごくなかった時」「偉くなかった時」を考え、頑張っていない時の自分=素、日常の自分に自信が持てなくなっていくことがあるのです。

叱る場合・・・つい兄弟げんかでも手が出てしまったような、本人も興奮状態にあるときには、ボディタッチをしながら注意するのがお勧めです。タッチしながら、注意する。それだけでぐっとこちらの言うことが伝わりやすくなります。また、あまりに走り回るようなときは「7秒間」抱きしめる、という方法も。

7秒の奇跡と呼びたいほどの現象なのですが、愛情ホルモンとも呼ばれるセロトニンが脳内で分泌されるのが、7秒ギュっとされた瞬間から、なのです。乱暴になってしまっているような状態のときは、ジタバタされても抱きしめて心の中で1,2,3…とゆっくり数えてみてください。

我が家も元気で明るく活発な下の子が、家族の中で太陽のような役割をしてくれています。男の子ならではの、気をかけてあげたいこと。女の子と全然違うんですよね!