砂場は学びの宝庫

母校である岐阜県高山市立東小学校は今年、母体となる煥章学校として設立145年。大八小学校と統合されて50年という、記念すべき年を迎えています。それに伴い制作されるDVDのナレーションを担当させていただきました。

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子供達に携わるお仕事をされている先生方はもちろん、PTAの方々…皆さん生き生きと取り組んでいらっしゃるのが素敵でした。

私が通っていた頃から建て替えられ、木造になった東小学校は、ぬくもりに満ちた素晴らしい場所でした。

子供達が大人になった時にも宝物となるような映像だと思います。
9月の記念式典で配られるのだそう。
卒業生全員に観ていただきたいくらい(o^^o)です!

ナレーションの仕事をしていたから、今日の楽しい経験がある。
「大人になったあなたは、あなたの仕事や人生を楽しんでいますよ」と、小学生だった頃の私に伝えてあげたい。

掛け替えのない経験となりました。

お声掛けいただいた脇田教頭先生に感謝です!生徒達からはアンパンマンやワンパンマンと呼ばれてるんですよ、とワハハと笑顔で仰る教頭先生。校舎を案内していただいていても、生徒達がおーい!と手を振ってくる。私が子供の頃は教頭先生は遠い存在でしたが…素敵だなぁと感動しました。

 

 

さて、そんな東小学校の現在の校長は山本茂先生。ウィットに富み、バイタリティに溢れ、瞬発力と思考の深さを同時に発揮される、これまた唯一無二の素晴らしい校長先生です。

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写真は、今回のナレーション収録の打ち合わせに6月にお邪魔したときのもの。

校内の図書館なども案内していただいたのですが…

高山市立東小学校の文集には、とあるユリの名前が冠されています。今から15年ほど前に、そのユリを子供達が実際に見たことがないだろうからと自筆で描いたポストカードを文集の横に飾った女性教員の方がいらっしゃいました。時は経って、山本校長が赴任され、図書館を見て回っているときにポストカードに気がつき、ふと見てみると…yamamotoのサインが。そう、今からずっと昔、その花の絵を生徒の為に描いたのは、なんと校長先生の奥様だったのです。まるで、奥様が校長先生としての赴任を時を超えて応援しているかのような、ロマンティックなエピソードだと思いませんか?生徒を想う気持ちに溢れた先生なんですね、ご夫婦揃って!!

そんな山本校長先生に収録でお会いした際、こんなことを伺いました。

「人生に必要なことは、全て砂場で学ぶことができる」。

果たしてその意味とは?長くなったので次のblogにツヅク!