「不安」という気持ち

花ハート日曜日が寂しい!金曜の収録より、日曜の正午を思うのが寂しい!というのが少し不思議な心境ですが。たくさんの方に愛されていたスタイルプラスが最終回を迎え、やっぱり心にぽっかりと穴というか、寂しさがあります。人間の順応性というのはびっくりするほどすごいものなので、きっとあっという間に慣れるのだとは思えども、一昨日日曜日の寂しさは、ちょっと大きかったなぁというのが本音です。

さて、今の私のような「節目」というのか、ひとつの長かったお仕事が終わった「転機」というのか。そんな立場にあるとき、人の心に訪れるのが「不安」というものでしょう。

心理学的に言うと、不安とは「自己評価を脅かすような破局や危険の漠然とした予感」だと心理学辞典にあります。

例えば「怖い」とか「恐れ」といった感情であれば、もっと具体的なんですね。「ゾンビが怖い」「自然災害を恐れている」といったように。それが「不安」となると、文字通り「漠然とした」心配を抱いてる状態なんですね。

例えば、具体的なものであれば…「雨にぬれたらどうしよう」という心配ならば、「傘を持って行く」で解決できます。そう、具体的な心配は、具体的な解決策や対応策を往々にして見いだせるものです。

しかし例えば漠然とした「今度の遠足、雨だったらどうしよう」という心配ですと、解決策が見つかりません。解決策が見つからない、「だからこそ、余計に心配になっちゃうんだよ!」という気持ちも頷けますが、そういった場合には「心配しても、結果は変わらない」ということが多いのも事実。そういうときには、できることをし、運を天に任せ、デーンと構えておくのが得策。テルテル坊主でも作っていれば、ポジティブな気持ちも湧いてくるはずですよね。

「きっと晴れるよ」と信じる気持ちが。

「きっと大丈夫」という、まさに漠然とした安心が、漠然とした「不安」に対する、唯一の特効薬なんですから。

だから今の私も、今年中は講演活動を大切にしたり、体のメンテナンス=不調を整えたり、地域イベントに参画したり、と、今目の前に予定されていることを丁寧にやっていくつもりです。そうすれば、心理学コミュニケーターと同様、大好きなお仕事であるナレーションなどのお仕事に前向きでいられるから!これまでのお仕事を丁寧にやらせていただいてきたという自信があるからこそ、果報は寝て待て!かなぁと思う、今日この頃です。