いじめのピークは小2。文科省

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ビンゴ。

まさに、我が子が小学校2年生。

文部科学省が行った調査結果に愕然としたのは、私だけではないのではないでしょうか。

 

「いじめのピークは 小学校2年生」。

これは、文部科学省が行った2019年のデータ。

10年前は、中学1年生がピーク年齢でした。

この劇的な変化の背景要因として、ひとつは調査そのものの変化が挙げられます。それは、「ひやかし、悪ふざけなどの軽微なもの」もカウントされるようになったこと。

そして、もう一つは、「規範意識の高さが、低学年にあたる子供たちのストレスとなり、他者への攻撃=いじめを生んでいるのではないか」という見方です。小学生になった途端、厳しいルールやマナーの世界へ放り込まれるストレス、というのでしょうか。

低学年で起こるいじめには、無視や陰口、といった陰湿なものが多いのだとか。例えば、ドッヂボールで、一人の子だけ狙う。鬼ごっこで一人にだけ鬼をさせるなどです。競技や遊びのルールは破らない。けれど、対象となった子の心は、・・・。

「何が原因で?」

その答えが、明確ならばきっと問題などすぐ解決するのでしょうね。

私たち親世代が理解しておくべきなのは、自分の子供時代とは違う、ということや、子供のストレスを見逃さないことへの必要性です。

子供でも、うつ病になります。未就学児でもそうです。

子供たちの心の中の苦しさが、自身を、また周りの子供たちを傷つけてしまうことがないように。

親も、より目を大きく見開いて、我が子の様子を見守る必要があるのかもしれませんね。