日本でお寿司を食べたらソマリアの海賊が減った話。

0B408A31-591C-46D4-82EE-B1224E5E15E4今日はグローバルなコミュニケーションのためにも自身の発想力を育てる話を。

 

ご存知の方も多いですよね、

日本でお寿司を食べたらソマリアの海賊が減った、というエピソード。最初は「?なに、それ??」と、クエスチョンマークしか浮かびませんが汗

そう、寿司チェーン店 すしざんまいにまつわる実話です。

ざっくり申し上げると、

経済的困難から海賊と化していたソマリアの人達に、漁船を貸してマグロ漁を推進。海賊やるより、マグロを捕って我が社に売ってくれた方が儲かるよ、というメカニズムを構築し実行した、すると数年のうちに海賊被害件数がゼロになった、というエピソードです。

 

風が吹けば桶屋が儲かる、の現代版。

日本でマグロを食べたらソマリアの海賊が激減した。

理解するのにイマジネーション、最初は追いつかないくらい笑

 

現代人には想像力が足りなくなっているという嘆きをよく耳にします。

いじめが殺人にまで至るのは、どこまでやっても人が死なないかが分からないから。あるいは、思いやりが足りないから。全て、想像力の欠如が根本的原因なのだと。

溢れる情報の中で、それらに流されることなく、

星空のように点在する一つ一つの情報を線で繋いで、ゴールに導く。

この能力は、これからの子供達にぜひ養って欲しいものですよね。それには思考力想像力が欠かせません。(なお、国の警察などがまだ期待できない情勢にあるソマリアには、日本から海上自衛隊の派遣も行われていますが今年のうちに撤退予定。他、抑止力となる存在の撤退により海賊への注意は再度必要度を増していきます。再度解決への策が必要だと見受けられます。)

今、オリンピックイヤーに絡めてSDGsに関心が高まっていますが、17ある どのゴールを目指すにも、短絡的な発想では結果を生むのは難しいと感じます。

であればこそ、点を5つも6つも、50も60も経由してゴールを目指す、発想を発想で繋いでいく想像力が欲しい。

想像力を育むのに有効なのは、読書などが挙げられています。五感を研ぎ澄ます自然との触れ合いも。

 

さあ、想像力を育むために今日から何をしましょうか。