「やる気」の構築
花を咲かせるための水が「関心を持つ」ことであると、
前回お伝えしましたが、
では、「太陽は?」
それは「感心する」ことです。
二つの「カンシン」が、やる気の構築においては最も重要なんですね。
感心する、ということ。
それは有能な方こそ、難しい行為と感じるのではないでしょうか。
自分がもしスーパーマンだったら、
おそらく普通の人間が80キロの大きな石を持ち上げても、
「ああ、キミもすごいね」と
いわゆる「上から目線」の褒め言葉になってしまうと思います…。
余談になりますが、カウンセラーに必要な姿勢で
「ワンダウンポジション」というものがあります。
つまり、一段クライアントから下がった位置から発言する。
そして、心に悩みを抱えているクライエントに対し、最初に行うのはコンプライメント…
「称賛」なんですよ。
例え社内において、役職という上下関係が明確だったとしても、
上から目線、ではなく純粋な「感心」が、部下のやる気を育みます。
この「褒める」という行為は、意外に難易度が高いもの。
またこのブログに書いていく予定です。