テレワークの弊害

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テレワークについて、70パーセント以上の方が、「今後も活用したい」と回答しているのだとか。

とはいえもちろん実際の職場での利便性もあり、メリットばかりではありません。

そのうちの一つが、作業効率の減少、という分析ができます。

1人だから書類作成などの作業は集中できる、という意見がある一方、生産率を向上させるような企画力、創造力という面においては格段に、人は一人より、他の人がいた方が能力が高まる傾向にあるとされています。

これは、ホーソン効果と言われるもの。

ホーソン、とは実はとある工場の名前。100年近く前、こんな検証が行われたのです。あるアメリカの電機メーカーの工場で、労働者に注目を浴びているという意識をさせたところ、モチベーションも上がり、生産効率も上がった、というもの。

家ではつい休憩しちゃうんだけど、図書館の勉強ルームだと勉強がはかどる、カフェだと仕事がはかどる、という経験は誰しもあるのではないでしょうか?もちろん、人の集中力には限界があります。

テレワークも客観的に自分の状態を見ながら的確に行う必要がある、ということですね。