一歳半~バケツは「オーシ」。

幼児期に入り、一歳半は『成長の節目』といわれます。

どの子も歩き、少しなら走れるようになることで、外の世界に自分の足で冒険しに行くことができるようになるから、というのが一番大きな要因でしょうか。

発達心理学の側面から見ても、一歳半の時期は「自律」の芽生えとしてとても大切な時期です。

突然「イヤイヤ」と、泣いてしまったり…ということもありますが、子供には子供なりの理由があるもの。頻度が多いとママとしても「もう!」と、泣いている子をそのままにしてしまう、ということもあるかもしれませんが、まだ1歳半は「なぜ、自分が泣くことでママが怒っているのか」を理解するには早すぎます。

手のかかり始める時期で、大変だとは思いますが、精一杯、子供の気持ちに寄り添ってあげましょうね!

 

わが娘も先日一歳半になり、語彙がずいぶん増えたことを実感しています。

アンパンマン、バイチッタ(バイキンマンの意味)、クック(靴)、クチッタ(靴下)、クックハク(靴を履いて出かける)、オーシ(帽子)、オイチー(美味しい)、チャッチャ(お茶)、ゴアン(ごはん)、ナナナ(バナナ)、ワンワン(犬)、ニャーニャー(猫)、ジーチャ(じいちゃん)、ブーブ(車)、オアエリ(おかえりなさい)、バイバイ、アッチ、コッチ・・・などなど。

まだ単語1つでの発言ですが、2歳頃には自然と二つの単語を結び付けて話すようになるはず。(例:チャッチャ、オイチー《=お茶が美味しい》)それがとても楽しみです。

物の名前を覚えるということは、その分意思表示もしっかりしてくるわけで。

今は家事に忙しくてお散歩いけないよ、という時でも、玄関から自分のお気に入りの靴を持ってきて、「クックハク?」と訴えてきます。メッチャカワイイ!

そして、正誤の如何は別にしてこの子はこの子なりに世界を理解し始めてるんだなと感じたのが、今日。(なんていうと、ちょっと大げさですけど笑)

ちょうど娘に手頃なサイズのバケツを手渡したところ、「これは何だろう?」という目でしばらく眺めた後、おもむろに・・・

 

 

なんと・・・

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かぶった!笑

 

そして「オーシ(帽子)?」と私に尋ねました。

 

うんうん、サイズがちょうど帽子サイズだったんだね。ちょうど取っ手がアゴ紐みたいになるもんね。そうだね、バケツを帽子にしてはいけないなんて法律があるわけでもないしね!

彼女の世界の見方は、とても自由で、柔軟で、見ているこちらが時折ハッとするほどです。育児って楽しいですね!