この季節から春に向けて、子供たちがマイクの前に立つ機会は増えます。
そんなハレの舞台のために、子供たちに向けた発声スキルを少し。
1、腹式呼吸。
2、10メートル向こうの人に向かって話すイメージを持つ。
そして、今日ご紹介するのは最後の3つ目。
「口角を上げる」です。つまり、口の両端を上げた、笑顔のお口です。
祝辞を読む5年生と言えば、やっぱり思春期の走り。照れくさいし、真面目にハキハキ、とか、「笑顔のお口で」なんて恥ずかしい。
そういうお年頃でしょうか?
ですが、毎朝登校班で、みんなの先頭に立ってリードしてくれた6年生。
掃除の時間、やり方を教えてくれた6年生。
優しくて頼りがいがある6年生。
どうか、子供達には自分の恥ずかしさより6年生の喜びを優先していただきたい!
恥ずかしくっても、「口角を上げる!!!!」
東海テレビのスタイルプラスに、「はじめの一歩」というコーナーがあったころ。そのディレクターさんがいつもおっしゃっていたのが「声の笑顔」でした。
言葉に意味があるように、声には表情があります。
声に、笑顔の気持ちを込めて。
声の笑顔が伝わる一番の要素こそ、口角を上げることです。
一番簡単で、一番大切。
6年生を、笑顔で見送ってあげてくださいね。
そして春になったら、新しい1年生を、笑顔で迎えてください。
声の、笑顔で!