出会いの春、別れの春。
春とは、どんな季節なんでしょう。プロ野球ではキャンプインの2月1日を球春とも言いますよね。活動的になり、気分も明るくなる、という人が多いのではないでしょうか。
また、夏になればもっとアクティブになり、秋になると感傷的に。そして冬になれば、なぜか冬は落ち込む、というメンタルの不調が起こりやすい季節だともいわれています。
春夏秋冬は、人の一生にもたとえられることがあります。幼児期の春。青春期の夏。壮年期の秋、老いる冬。なぜ冬にはネガティブなイメージが付きまとうのでしょう?
やはりそれは、日照時間と関係があるのではないでしょうか。短い日照時間によって、眠りに深い関係があるホルモン、メラトニンは過剰になりやすい傾向が。すると、常に眠気やだるさを肉体的に覚えやすくなるんですよね。
また、日光を浴びた時に分泌されるセロトニンは、人を活動的にさせる作用があり、日光を浴びる時間が減少する冬は、やはり分泌が抑えられてしまう、という仕組み。
人は、自律神経で体の調子を整えていますが、自律神経というのは急激な変化に弱い、という側面が。冬の外気の寒さと、室内の暖かさ。これは自律神経にストレスを与えてしまうものなんですね。その結果、肉体的にも免疫力が落ち、冬は風邪をひきやすい、というのもその一環という説も。
さぁ、そんな冬はもうすぐ終わりをつげ、春がやってきます。思い切り太陽を浴び、心も体も穏やかな春を迎えたいですね!