秋はなんだか物悲しい。
そんな風に感じる人が多いのは、日照時間が短くなっていくためでもあるのではと言います。
かのナイチンゲール（フローレンス・ナイティンゲール）も、「しおれた植物と人間には、日光を当てなさい」と記しています。根拠が科学的に証明される以前から、日光はメンタル面での健康にも効果的であると言われてきていたんですね。
研究データとしても、
＊小学校にて、最も日当たりのよい教室の生徒は、1年間で読み書きの進み具合が26パーセントもはやくなり、算数の問題を解くことにおいても、20パーセントの差が見られた。
＊長期療養施設にて、アルツハイマー病患者に対し明るい日光を浴びてもらったところ、鬱や認知機能に改善が見られた。
他にもいろんな事件。研究によって、様々な実例があるんですよ。
寒くなる秋冬、ふと気づけば日光を浴びるチャンスを損ないがちです。日常の行動と照らし合わせて自分の心の在り方をよく観察し、大切にしてあげることは必要だと言えるのではないでしょうか。
