行動経済学には、「双曲割引(Hyperbolic Discounting)」という言葉があり、近年注目されているのだそうです。
これは、「後で手に入る利益よりも、目の前の利益を優先してしまう」というもの。
例えば、目の前のキュートな靴。
値札には10パーセントオフの文字。
でも、同じ靴を実は前の晩にネットで15パーセントオフでチェックしたばかり。
実物を見て、「やっぱり買いたい」と思ったとき、
人は、どちらで購入すると思いますか?
目の前の10パーセントオフか、
自宅に戻ってからパソコンで購入し、届くのに数日かかる15パーセントオフか。
多くの人は、目の前のものを購入するのだそうです。
例に挙げたのは5パーセントの価格の差ですが、
もっと大きい数字なら?
買い物って、けっこう「衝動」なんですねぇ!