ドラマ半沢直樹にハマっています。ホント面白い!!ですよねー!!!
今週の日曜日は、ドラマの編集が間に合わないとかで生放送なんだとか。しかし!劇的などんでん返しがあるらしい!?とのウワサもあり、「もう!仕上がってる部分だけでいいから見せてよ」なんて思っちゃうくらいです。
一部の熱狂的なファンの間では、前回先週日曜に放送された回の中で、堺雅人さんのセリフの言い回しがリーガルハイの小御門っぽかった!とか、いろいんな論議もあるんだそうで。俳優さんは、ドラマごとにキャラクターを演じ分けたり、本当にすごいなぁと思いますよね。
かつては、「ドラマの中でウエディングドレスを着てしまうと実生活での婚期は遅れる」という女優さんのジンクスや、「一度悪役をやってしまうと、正義感の強いヒーロータイプの主人公には抜擢されない」などのジンクスがあったそうです。
これ、心理学的にちょっと正しいジンクスかもしれません。
人間が影響を受ける心理効果の一つに、アンカー効果(アンカリング効果)、というものがあります。
これは、すごく簡単に言うと、「先に与えられた印象特徴でその後を判断される」という効果のこと。
役者さんの場合、ドラマの悪役で素晴らしい演技をしてしまうと、別のドラマでもその「悪役」という印象が尾を引いて、裏などない正義感の強い熱血漢を演じても「でも笑顔の裏で悪いこと考えちゃってるんじゃないの」と視聴者は知らず知らず思ってしまう、心理的な影響を受けている、というわけですね。
じゃあ、ウエディングドレスと婚期の関係は!?美しいドレス姿が印象に残れば、実生活でも結婚がすぐイメージできて婚期が遅れるなんてことはないんじゃない?と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ここで覚えておかなくてはいけないことが。「女性は『一番』が好き、男性は『初めて』が好き」。
もうすでにウエディングドレスを着てしまうと、もう実生活での初めては、初めてではなくなるという、ひとつのアンカー効果を知らず知らず心理的に潜在的に受けている可能性が(すっごく差別的な気もしますけどね、女性の視点からしますと。)。もちろん今は、かつてのように「俳優はバラエティには出ない」というような業界内の境目もほぼなくなってきて、前作のドラマが次の作品に影響する、というようなことも減ってきたのではないでしょうか。
さぁ、とはいえ「堺雅人さんが出るドラマは面白い」という素晴らしいアンカー効果を一手に担って、小御門ファンすらも裏切ることなく半沢直樹を演じ切る堺雅人さん。素敵!これアドリブなのかなぁ?と想像する楽しみをも与えてくれる香川照之さん、素敵すぎる!早く次の回が観たいなぁ~!