緊急事態宣言が出されるより前のこと。以前東海テレビのミニ枠レギュラーでお世話になっていたディレクターさんから、「今度高山の取材に行くんですが、何か面白いところ、新しい観光スポットってご存知ですか?」とお尋ね頂いた。
この質問は、毎度毎度嬉しい限り!コロナ禍で取材が中止になったりするのかな…いろんなことが滞りなく進む状況となりますように!
さて、今回いろいろお伝えした中で特に「へぇ、面白いですね!」とそのディレクターさんのツボにはまったのが
「日枝神社、賽銭箱の錯視。」(高山陣屋前にある日枝神社のお旅所の賽銭箱も然りです!)
正面に向かってみた場合と、その反対側から見た場合では、御賽銭を入れる賽銭箱表面(投入口)の模様が違って見える、という面白さ。
日枝神社は、春の高山祭を執り行う神社で、観光客の方々も訪れることの多い場所ですが、「意外と知らなかった!」という声は、高山在住の人間の中からも聞こえるはず。
たまには、散歩がてら自分の住む街を歩いてみるのは面白いものなんですよね!
余談ですが…
私の故郷、飛騨高山は世界に名の知られた観光地。
観光業がコロナ禍で厳しい中、「観光客が激減しても何とか息をしていけるところ」と、そうでないところの違いが明確に浮き彫りとなっているのかもしれません。
商店街には、閉じられたままのシャッターが並ぶところもあるのが現実です。逆に言えば、今が『変わり時!チャンス!』のはず!地元の人でも「へぇ、面白い」と思える場所、「おいしいからまたすぐに食べたい」と思えるような食べ物。それらの供給は、「高山市」という市政を見た時にも重要なのではないかなぁと思う昨今です。