フット・イン・ザ・ドアについて書きましたが、
有名なテクニックなので、すでに実践されている方も多かったご様子。
では、
逆もあるってご存知でした?
「フェイス・イン・ザ・ドア」です。
これは、いきなり大きな要求を突き付け、NOと言わせたところで、
小さな要求をし、Yesと言ってもらうという心理テクニック。
これも営業職の方は活用されているでしょうか。
例えば・・・
自分に好意を持ってくれている異性から、突然100本のバラを贈る、と言われても
「申し訳ないし」と遠慮してしまいますが、
「じゃあ、せめて一輪だけ」と言われれば、一本のバラは受け取ってもらえる。
この心理テクニックを活用すれば、こんなやり方も。
「付き合ってください!」がNoだったとしても、
「分かりました…でも、最後に一度だけ一緒に食事に行ってくれませんか?」
これは、多くの場合Yesと答えられるのではないでしょうか。
その食事の際に、どれだけ相手に好意を持ってもらえるか。
それはあなた次第ですが、
とにかく「チャンスをつかむ」という意味で行けば、活用しない手はありません。
以前一緒にお仕事をさせていただいた某社長は
「僕、こんな顔ですけど、好きな女性と両想いになれなかったこと一度もないんですよ」とおっしゃってました。
秘訣は「一度降られてもめげない粘り強さ」なんだそう。笑
そういう方だから、お仕事でもバリバリ成功していらっしゃるんだろうなと思いました。
一見情けなく(?)も見える
「せめて・・・」というお願い。
プライドが邪魔して、そんな言い方してこなかった、という方も多いかも?
フェイス・イン・ザ・ドアを使いこなせば、
いままでより多くのチャンスを手にすることができるのは確かなようですね。