下の子の出産前に、突然絶対安静時期に突入したことから、毒親の特徴を完結させていませんでした。ずっと気がかりだったんです(^^;;
なお、このblogは子育て心理学や社会生活における心理学などカテゴリーでソートされ読み易いリンクもありますので、過去のページもぜひご覧ください。
今回綴る「毒親」は、これまで三つ、特徴を挙げました。
1.子供を否定する
2.子供を脅す
3.やりたいことを禁止する
それぞれ、実はやってしまいがちなことだからこそ気をつけたいものですね。
さぁ、今日取り上げるのがラストです。
毒親の特徴4.他の子供と比較する。
○○ちゃんはもうコレができるんだって。
○○くんは頭がいいのね、それに引き換え…
そうやって他のお宅の子供と比較するのもそうですが、自宅内での兄弟間比較は、精神的な距離が近いが故にもっとダメージが大きいものです。お姉ちゃんが4歳の時にはもうこれはできていたよ、など。あるいは逆に○○くんは、お姉ちゃんと違って優しいね、などの表現もネガティヴなしこりを残すだけです。
これは、保育園幼稚園期までもよくありませんが、子供達は小学校に上がれば皆、テストや通知表で他の子供と比較され続ける社会に順応していかなくてはいけません。
問題は、「他の子供より劣っている」と感じた場合の子供の心理です。
「だから、もうダメだ。自分には価値がない」と思ってしまうのか、「劣っていても、いつか盛り返してやる!」あるいは「○○では劣っていても、××では勝っているから自分は大丈夫だ」と思えるのか。
自己否定か、自己肯定か。
この、毒親の特徴について書いてきた中で、毒親とは常に親として陥りがちなものであるのかもお伝えしてきました。
親として、毒親の特徴チェック項目に丸がつこうとも、
これだけしっかり子供に伝えていれば大丈夫、ということがあります。
それは、
「あなたが大好きで大切!愛してますよ」という気持ちです。
親は、いい子だから愛するのではありませんよね。
でも子供は、いい子じゃないから怒られる=嫌われていると捉える気持ちが無意識下に蓄積されていきます。
だからこそ、そうじゃないよ、大好きだよ、愛してるよ、と毎日叱った分だけ伝える。
すると、子供は自己肯定していきます、生きる力を自分で育てていけるのです。
親は、子供にとって、最初の「社会」でもあります。自分を囲む社会の中で愛されて育ったと感じている人間は、大きな社会にでても打たれ強く、我慢強く、逆境にも強くなることができます。
最近よく耳にします、「若い子は打たれ弱くて参ったよ。俺たちの時代と全然違うよ。」と。
ではどこが違い、どう対処できるのか?また社会コミュニケーションのカテゴリー、この心理学blogで伝えて参りますのでお楽しみに!