豊安工業株式会社、HIC。プラント設備の設計から、エネルギーマネジメントまで一気に統括したノウハウについて、70年間もの長きに渡って技術研鑽を行なってきた、いわば日本のものづくりを支えてきた企業です。最初に原稿をいただいた瞬間から、企業としての在り方に感銘を受けました。
数ある声の中から、社長様が私の声を選んでくださったとか(o^^o)なんて嬉しいんでしょう!今日の収録では社の方々にはお会いできませんでしたが、ますますのご発展を祈っております。
さて、そんな素敵な企業VPナレーション収録で、今回ご一緒できたのが写真のお二人。
赤いジャケットの方は、もともと別のスタジオにいらっしゃり、その頃にお世話になってきた方。東海テレビさんのイイコトiプラス、などです。そして右側の方は、もともと映像制作会社にいらっしゃった頃から、はやもう15年?くらいのご縁。再度お仕事させていただいて有り難い!!
そんなお二人とお話ししていた中で印象的だったのが、ナレーションを仕事として行う職種の幅広さです。
声優さんは、ナレーションでも自己アピールをする。それが個性であり、ウリだから。
では、ナレーターとしての大御所さんの中で感動したのは?というと、名前が挙げられたのは、情熱大陸で有名な窪田等さん。「ぼくらがキューを出す(読み始めの合図を出す)ことはないんですよ。綿密にVTRをご覧になって、ご自身の間合いで喋り始める。」驚くべきことに、ディレクターがイメージしたタイミングとバッチリそれは合うのだとか。
また、芸人さん、俳優女優さん、声優さん、様々な方々が仕事としてナレーションをやっているけれど、「ナレーター」という職業名の一途な人間は希少であり、また何か、言霊というか、やはり「違う」というお話しがありました。
私も、都竹悦子のナレーションは、伝わる、やはり良い意味で他と違うというお声をもっともっといただくべくがんばろうと思いました。