開幕約1週間前に、IOCバッハ会長が呼びかけていた内容としては、世界平和と、コロナ禍だからこその意義。
それを踏まえたうえでも、開催に賛成派は30パーセント強だったのだとか。
こんなにも、盛り上がらない開催「前」は予想だにしていなかった。
夜はお店でビールなんか飲みながら競技観戦、なんて、できないですよね。
緊急事態宣言下でのオリンピック。
色々思うところはみなさんそれぞれだけれど、
押し切ってやり終えたときに、
「結局、やってよかった」と言える確率は高いという心理作用があるようです。
否認の一種である『合理化』という心理。
自己防衛的な作用ですが、つまり、簡単に言えば
「うまくいかなかったことに対して、『これでよかったのだ』といったような結論に至る」作用。
あんな男にはフラれてむしろ良かったわよ、とかがいい例でしょうか。
ただ、それはあくまで自己防衛なので、
「本当に良かったのか」は客観的に結論を出すことが肝要ですよね。
果たして、オリンピック、一年延期して無観客開催、緊急事態宣言下で新規感染者は増加傾向。
これで「よかったのか」。
政府のGoサインに対して、どう国民は答えを出すのでしょうね。