小学1年生の娘の夏休みが終わって一週間。下の子の通う幼稚園も、今日が始業式です。
そんな今になってやっと、娘の夏休みの宿題である「なつのとも」にて推薦されていた絵本を借りる順番が回ってきました。
これがおもしろい!表紙左上のシールにも書かれていますが、ページ裏から光を照らすと、表と裏で2ページ分の絵が透けて一体になり、「生き物の不思議」が分かりやすく映し出される、というユニークな仕組み。 「なつのとも」で推薦されていた本の中から1冊選んで感想文を書く、というページがあったのですが、せっかくこんなに面白い課題図書があるなら、こちらで宿題を仕上げさせたかったなぁ。
今、図書館では返却された本を、「万が一に備え、コロナウイルスの死滅が推測される3日間保管したのちに次の人に貸す」という手順をとっていて、安心である反面、どうしても順番待ちに時間がかかってしまうんですね。結局娘は宮沢賢治の「どんぐりとやまねこ」の読書感想文を書いて提出しました。どんぐりとヤマネコももちろん最高ですが、残念だったな!
おそらく多かれ少なかれ、家庭ごと、お子さんごとの「何やかんや」があって笑、宿題を提出されたのではないでしょうか。 そんな「学校からの宿題」が、夏休みにしろ通学中の平常時にしろ、「多すぎる」と感じている親御さんが多いのだとか。
これは、もちろん新型コロナウイルスの影響もあるのでしょう。学習の達成度をかんがみると、どうしても宿題を増やさざるを得ない、と。
春の自宅学習期間、「学校に行って勉強したい!」と、子供のカガミのような発言を娘がしていました。そしてじつは、この素晴らしい「勉強したい」という気持ちは、全国の子供たち共通だったようですね。
「勉強したい」とせっかく思った、そのやる気が、過度な宿題でググンと落ち込んでしまわないといいのですが…。
「子供のやる気」を育むには、褒める、関心を持つ、と言った周囲の行動が欠かせません。
子供ももちろん大変だけれど、親も添削に精いっぱいで、「やらない宿題を叱るだけ。やったからと褒めるところまで気が回らない」という風になったらもう残念です!!
多すぎる宿題は、逆境に負けない子供に育てるチャンスです。褒めること、関心を持つことを、決しておざなりにしないよう気を付けたいですね!