幼児一歳半健診

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今日は娘の一歳半健診へ。同じ月に生まれたたくさんのかわいこちゃんたちに囲まれて、娘もかなりテンションが上がったらしく、楽しい一日でした。

どんなことをチェックされるのか?

*食事指導

*身体測定

*歯科医師による歯科検診

*医師による健診

*親子一組に対し、一人の相談員さんによる問診(育児の悩み相談なども可)

*発育のチェック

というのが全体の流れです。

「発育のチェック」と言うのが、ママにとっては気になるところではないでしょうか。

 

具体的には、今日娘がチェックされたのは

*積み木を積み上げることができるか?

*その積み木を、バケツなどの中に片付けることができるか?

*ボールを追いかけたリバウンドさせたりして遊ぶことができるか?

*絵を見て、「ワンワンはどれ?」などと聞かれた時、指さしで応えることができるか?

*言葉の発達はどうか?(5,6つの単語を話せればOK!)でした。

全て出来た娘の姿を見て、ホッと一安心。

 

そんな一歳半健診の場において、私が娘に「自分のクックを、お母さんのクックの横に置いて来て。」とか「エレベーターのボタン押してくれる?」と口にすると、その通りにその動作をする娘の姿を偶然目にした他のママから「すごい!」とお褒めの言葉が。

確かに、娘のボキャブラリーは数十を超えているし、「クック履く(靴を履く)」に加えて、「アッチ行く」という2つの言語をつなぎ合わせる表現を使い始めました。(これ、2歳でできるようになるはずのことなんですって。)言語でのコミュニケーションという面においてはすごく発育がうまくいっているのではないかと感じています。なんちゃって、まるで自分がすごいみたいに自画自賛調(笑)。

でも、実は、いたってシンプルなことで幼児の言語能力はぐんぐんと成長するんです。

 

それは「あたかも、幼児が一人前に話せるかのように会話をする」こと。

 

よく目にするのは、幼児のボキャブラリーに合わせて、単語で話しかけるママの姿。

例えば「ワンワン!」と幼児が犬を見つけて叫んだとすると、「そうだね、ワンワンだね」で止まってしまうママの言葉。

そうではなく、「うん、ワンワンは暑いからネンネしてるね。ナデナデだけして帰ろうか」といったように幼児が覚えている単語をつなげて口から発してみると、芋づる式に幼児期のボキャブラリーは増えていきます。

言葉の数が増え、言葉でコミュニケーションが取れることで、「自律」の芽生えの時期である幼児との意思疎通は格段に楽になり、「なんで泣いてるのかわからない」といったことも激減すると思いますよ。

 

そしてもう一つ。

心理学会でも、その後の成長に影響があるのではないか?と言われている、「欧米と日本の違い」の一つが、親が子供に発する言葉の『数』(量)です。

上記にお勧めしたやり方(「あたかも一人前に話せるかのように会話をする」という親のスタンス)は、欧米式。

一方日本は、と言うとなんと欧米の親子の会話量の・・・

 

なんと

40パーセントしか会話量がないのだとか!!!!

 

少し、ショックな数字ですよね。いっぱい一緒にいて、いっぱい話してるつもりなのに…と。

幼児のボキャブラリーに合わせてあげる優しいママだからこそ陥りがちな落とし穴ではないかと思うので、同じくらいのお子さんをお持ちの「うちの子、ちょっと言葉の発達がマイペースかな?」と思ったママは、よかったらお試しください!