NEWSより、児童虐待検挙数増加

英字新聞AC

 

 今日のニュースに、児童虐待検挙人数についての発表が掲載されていた。法務省が、犯罪白書の2019年版を公表。昨年2018年の児童虐待関連の検挙人数は、1419人で過去最多。ここ5年、増加の一途だという。記録が残る中で最も古い2003年の検挙人数は242人で、ここ15年で約6倍に増えた計算となります。 
例えば「二重人格」という症状は、幼児期の性的虐待に端を発していることが多いと言われています。アメリカでの二重人格発生比率より、日本のそれは症例が少なく、「日本は性的虐待が少ない国である」ということを裏付けていたといえるのではないでしょうか。しかし、幼児の母の一人である私は、今日のニュースに不安を感じずにはいられません。今日だけではなく、痛ましい事件はほぼ毎日ニュースメディアを介して耳に聞こえてきます。例えば親は、どんな対策をとったらいいのか?

小学校では、GPS機能を搭載した機器を配布しているという市町村もありますが、各家庭でそういった端末を持たせるのも手。私が今住んでいる飛騨高山が田舎といえる土地柄だからこう考えるのかもしれませんが、「地域イベントを積極に行う」というのも防犯対策になると思われます。

イベント交流を通して、どこの家にどんなお子さんが住んでいるかを知り、大人同士が顔見知りになることによって、「知らない大人」に対する警戒をよりしやすくなる。犯罪者の心理としても、そういった土地に足を踏み入れること自体に疎外感を覚え、ハードルは上がるといえるのではないでしょうか。

何ができるのか。子供たちのために。私も、これからもまず『考え続けていくこと』の大切さを思わずにはおられませんでした。