着物か、スーツか?

08ADB860-5E36-4091-8DD5-8938A8B4FFE1卒入学シーズン。

我が家でも長女の幼稚園卒園、小学校入学が迫ってきています。幼稚園のママ友と、会えば話題になるのが「卒園式何着ていく?小学校の入学式は?」ということ。

下の子がまだ小さいママ友は、断然スーツ派。ですよね。私も今まではそうでした。下の子の幼稚園入園式には着物を着たのですが、さて、この春はどうしようか。小学校の入学式は着物に確定するとして、幼稚園卒園式の方は、下の子は年少さんで登園なしなのでスーツが楽。しかし、一生写真にも残る一日。我が家には、母が遺してくれた着物が山のようにあり、ぜひ一度ずつでも袖を通したい。母の着物を着ていけば、母も一緒に子供達を見守ってくれているような気持にもなるじゃないか。よし!着物にしよう。(→ブログを書きながら今決めた人。笑)

心理学と服装は、密接な関係があります。

色が人に与える印象を左右することや、うつ病の傾向として服装に無頓着になるといった外見を判断基準に用いることもありますし、単純に言って「TPOに合わせたファッション」というのは、そのまま服装と自分の気持ちをリンクさせた表現であると言えます。リゾート地では開放的なファッション、楽なスタイルに。会社では、ビシッとしたファッションに、など。

そういった側面から考えれば、洋装にしても和装にしても、子供たちの「式」をビシッと祝福したいのか、はたまた式などにはとらわれないとして、ファッションも堅苦しくなく考えるのか。式に対する親の心理は、ファッションにも表れるといえるので、自分らしい決断をしたいところですね!

それにしてもビシッとしようとすると、スーツでも生の花のコサージュにアクセサリーの統一、ヘアスタイル。和装なら帯と着物の相性、着物自体は付け下げにするのか色無地か、はたまた今どき流に訪問着か。帯はどうしよう?やっぱり袋帯で行くのか。帯締めは?半襟の柄は?長じゅばんと着物の袖の長さは合っている?など自分で準備しようにも着付け以外でもいろいろ大変。何にも考えず式を過ごしていた子供時代でしたが、親っていろいろ大変なんだなぁ、とやっと気づいた春です。