やる気の構築〜日陰

「やる気」の構築について

 

やる気という花を咲かせるには

「良質な人間関係」という葉や茎、

「関心を持つ」という水、

「感心する」という太陽が必要。

 

言葉は違えど、多くの本などでもそう書かれているのではないでしょうか。

でももう一つ、欠かせないことがあります。

 

それは「日陰を作らないこと」。

 

植物に例えれば、それはすごく当たり前なのですが、

多くのコミュニケーションを扱う書籍の中でも触れられていない部分でもあるのです。

 

blog14

例えば、

結果だけでなく、すでにプロセスの段階から、用意されているシナリオがある。

 

つまり、「こうやれば、こうなるはずだから、それを頑張ってくれ」というオーダー。

それは、結果が伴わなかった時、指示されたプロセス(『こうなるはずだから』の部分)に欠点を孕んでいる可能性があるにもかかわらず、

「なんで結果が出ないんだ」と、実行者に叱責が及びがちです。

営業職の方は、往々にして経験があるのではないでしょうか。

 

他にも、多様なケースがありますが、

職務における「日陰」は、周囲からの「良かれと思ってのアドバイス」にも潜むことがあるわけですから、本当に難しいものですね。

 

プロセスに、シナリオを用意するバランスを見極める。

 

日陰さえ作らなければ、やる気の目が枯れることはありません。