赤ちゃんの心理学 〜新生児

2013年12月。

娘がこの世に生を受けた。

 

陣痛も出産ももちろん痛みはものすごかったけれど、

誕生の瞬間。

オギャー!と元気になく姿を見て、私には彼女が光に包まれているかに見えました。

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ここから何回かに渡り、新生児の能力について綴っていきたいと思います。

 

まずは

生後3日目。

 

生まれたばかりで、飲むか眠るかの繰り返しに見えるこの時期ですが、

赤ちゃんの脳の中では劇的に社会に対する順応や、理解が始まっています。

 

静かで温かなママのお腹の中から、温度の差もあり光があるこの世界への誕生。

それをドドーーっと一気に把握していくわけですが、

ブラゼルトン(T.BernyBraselton)が行った研究によると、

 

*180度にわたり、色のついた物体及び 音のなる鈴を目で追うことができる。

*牛乳を浸したガーゼよりも、母乳を浸したガーゼの匂いを嗅ぐことに時間をかける。

 

というのです。生後3日目。

生まれたてほやほやの赤ちゃんは、自分の視野がまだ狭いにもかかわらず、目に映る世界を
懸命に理解しようと好奇心を持ち、そして、本能によって自分を守ってくれる存在の与えてくれる
母乳を認識しようと匂いでも自分の感覚を磨くのです。

 

ママは出産後には疲れもあるものですが、赤ちゃんの懸命な姿に応えてあげるべく、できるだけ
優しい笑顔を浮かべていたいものですね。